NO.24 06/3/27号
◆Jリーグ第5節の順位です。◆
長谷部のゴールを思い出すと夜も眠れません。

2006年Jリーグが開幕して1ケ月たち5節が経過しました。

首位はどこかと言えば、浦和レッズです。

もう1回言わせてください。浦和レッズです。

強い、強すぎる!


土曜の試合を見てきました。相手は開幕4連勝中の横浜。
横浜との試合は0-0とか1-0とか1-1のロースコアな試合が最近は続いていたので、今回も厳しい試合になるだろうなと思ってましたが、3-1の完勝ですよ。
横浜相手に3点も取れるなんて!
長谷部の3点目なんてシビレました。
ロスタイムに1点返され2-1と嫌な感じになったすぐ後にものすごい長い距離のドリブルからズドンと音のしそうなシュートで横浜にとどめを刺しました。
ロスタイムに取られた点のことなんて吹っ飛びました!
この長谷部のシュートのなにがすごいかって、ロスタイムでみんながバテバテの時に自陣ゴール前からドリブルで相手ゴール前まで一人でボールを運び、素晴らしいスルーパスを出し、戻ったボールを自分で決めるんですよ。
なかなか出来ないでしょ。やろうと思っても!
でも長谷部はロスタイムにこの形で点を取るパターンをよくやるんです。
何年か前の磐田戦でのロスタイムや去年の天皇杯、大宮との延長戦など、思い出して書いてるだけでも興奮して気絶しそうです。


最近では日本代表にも選ばれてドイツに行けるか、行けないか微妙ですが、2010年のW杯は長谷部中心のチームに絶対なります。
正直あまりジーコが好きではないのですが、ドイツW杯に使わなかったとしても長谷部を選んだら、手の平返してジーコ万歳です。ジーコ最高です。となります。それは今から言っておきます!


毎年スタートダッシュとは無縁のチームで、去年は開幕からまったく勝てず、下位をうろうろしてました。
そのもたもたが最後まで響き、一度も首位に立つことなく、勝ち点1の差で2位でした。
序盤のまったく勝てない時期に一つでも引き分けがあればなんて思いました。
それが今年はどうですか!
5試合終わって4勝1分勝点13の首位です。
しかも相手はガンバ大阪、磐田、広島、セレッソ大阪、横浜と結構弱いとは思えないチーム相手にです。
Jリーグの日程が発表された時、最初にあたる5チームは去年の成績から結構きびしいと感じましたが結果は満点です。


浦和は毎年の流れでいくと夏頃からチームの調子が上がります。
今からこの強さなら夏にはとんでもないチームになってるでしょう。
しかも今年はW杯中にドイツで合宿をするそうです。
この海外合宿の効果がすごいんですよ。
2004年のリーグ中断期間に海外合宿ではないですが浦和はボーダフォンカップに招待されて、アルゼンチンのボカジュニオール(高原が所属していたチームです。)と試合をしました。
(マンチェスターUとの試合は残念ながら雷雨で中止になりました。残念!)
先制点を取ったものの物凄いプレス(簡単に言うとボールをもっている敵の選手につねに体を寄せてきて、プレッシャーをかけ続けボールを奪っていく感じ。)を受けてこてんぱんにやられました。
そんなものすごいプレスを受けた選手達がJリーグ再開後明らかに変わったんですよ。
相手チームに物凄いプレスをかけてボールを奪い圧倒的な試合で勝ち進み、念願のセカンドステージ優勝を飾りました。
それから浦和は物凄いプレスをかけてボールを奪う前線からの守備がチームの基本になっています。
そんな感じで明らかにレベルアップした2004年の再来を夏のドイツ合宿に期待してしまいます。


海外合宿について浦和の犬飼社長がこんな感じのことを言ってました。
「夏に有名チームを呼んで入場収入を得なくても今年はリーグ戦の収入で十分やれるので海外に行ってアウェーの試合を沢山組みたい。来年のアジアチャンピオンズリーグに向けてアウェーの雰囲気をすこしでも選手に感じてもらいたい。」
本当にいいこといってます。
リーグ中断期間は海外の有名チームとの試合を組んで収入を得たいはずなのに、収入よりもチーム強化を選ぶ社長は凄いと思います。
この先も他のチームがびっくりするようなアイデアをどんどん実現させてチームの強化をお願いします。


昔のヘナチョコラム
過去のコラムはこちらから
TOKYO TAMA CITY
(株)ワード・イン 〒190-0022 東京都立川市錦町5丁目15番地8号 PHONE.042(528)2835 FAX.042(528)1507