NO.23 06/1/12号
◆明けまして浦和レッズ!◆
浦和天皇杯優勝のことを考えると夜も眠れません。
明けまして浦和レッズ!
本年も浦和レッズ!
天皇杯は浦和レッズ!
アジアチャンピオンズリーグは浦和レッズ!


ついにやりました、昨年度最後のタイトル天皇杯を浦和レッズが…。(泣)
結婚して5年たちますが、毎年元日はサッカーを朝から見に行くと宣言していてやっと行けました。
前回大会は準々決勝後すぐに決勝のチケットを買いに行き、準決勝で敗れたので行けませんでした。
今回は準々決勝に向かう朝に準々決勝に勝ったら決勝のチケットを買おうかななんて思っていた自分に対して、「そんな気持ちでどうする!負けるかもしれない気持ちが負けを呼ぶんだ!買え!今すぐ決勝のチケットを買え!」なんてことを思い決勝のチケットを買って準々決勝に向かいました。
その気持ちのおかげかわかりませんが、夢の元日サッカー応援が実現しました。
結果はもうみなさん御存知の通りですよ。


それでですね、天皇杯に優勝すると来年のアジアチャンピオンズリーグに参加できるのです。
そのアジアチャンピオンズリーグを優勝すると年末にやっていた、トヨタカップと呼ばれる、キング・カズがオーストラリアのシドニーFCとして参加していた世界クラブ選手権にアジア代表として出場でき、ヨーロッパや南米の強豪チームと試合ができるのです。
すごいと思いませんか?
このすごいことが待っているアジアチャンピオンズリーグですが、最近はJリーグとの開催日で調整できず強行日程になってしまい、去年参加した横浜Fマリノスやジュビロ磐田が連戦の疲労でリーグの成績がイマイチでした。


ヨーロッパの強豪チームも強くなればどんどん試合が増えて選手のやりくりに苦労するようですが、あっちの強豪チームはお金が沢山あるのでもう1チームベストな布陣が組めるくらいの選手をかかえて連戦を勝ち抜いているようです。
日本ではもう1チーム組めるくらいの選手をかかえられるお金のあるチームはありません。


いやありました!浦和です。
今年の浦和の補強は本気で今年のリーグ優勝、ナビスコカップ優勝、天皇杯優勝、そして来年のアジアチャンピオンズリーグ優勝を目指してます。
本当に凄い補強です。昔じゃ考えられません。


昔の浦和といえばなんとなく補強や移籍に関して積極的ではなく、バリバリの日本代表選手が浦和に行きたいなんてラブコールを送っても取らなかったりしたちょっとがっかりな感じでした。
その上成績もぜんぜんダメ。ずーっとダメで、Jリーグのお荷物なんて呼ばれ(泣)、ラモスには「こんなチームに勝っても嬉しくない」なんて言われ(泣)、ラモスに試合中にリフティングでおちょくられ(泣)、先制点を取って大喜びしている間に同点にされ…(泣)。
なんてことばかりのチームで、Jリーグのワースト記録はいまだにほとんどが浦和が作ったもので…(泣)。


なんて笑うしかない程弱かったチームがいまじゃ他のチームのサポーターに羨ましがられるビッグチームに変わりました。
サポーターが試合に足を運び、グッズを買って、スタジアムで飲み食いした結果です。
残りは成績を残すこと、リーグ優勝です。アジアチャンピオンズリーグ優勝です。


日本中どこにでも応援に行くサポーター仲間に、アジアチャンピオンズリーグのアウェーはどの国に行きたいと聞いたら、イランに行きたいと言ってました。


イランで試合する浦和レッズが見て〜!


NO.22 05/10/20号
◆田中達也に鶴!◆
達也の怪我のことを考えると夜も眠れません。
達也が11/15の柏レイソル戦で大怪我をしました。
私はその試合をスタジアムで見ていました。

その日の試合展開はあくまでも浦和レッズが好きな私の片寄った見方ですが、柏の選手は気合いが空回りというか、危険なプレーが多いなと感じてました。
そんな中、柏の選手が前半の13分に1人退場しました。前半終了でスコアは1-0です。
この時点では後半のあの状況は想像できず10人のチームに守りきられてカウンターで同点、逆転なんていやな展開もあるかなと思っていました。 後半開始早々に達也の点が決まって2-0、その後マリッチが決めて3-0、ただでさえ一方的な展開になってきたのにさらに柏の選手が退場してしまいその直後マリッチが決めて4-0になりました。そのすぐあとにあの場面がやってきたのです。


2人少ない相手と4-0の展開になったとき私がまず思ったのが、半ば相手がやけくそになって醜いプレーで浦和の選手が怪我をしたら嫌だなとか、浦和の選手の気の抜けた必要のないファールでカードをもらうのは嫌だななんて思っていました。
本当に思っていた時にスルーパスをうけてサイドを突破しそうな場面で後ろからスライディングタックルを受けたのです。
まさにグチャッって音が聞こえてきそうな倒れ方でした。そのまま担架で退場していき、エスクデロと交替になりました。


その後試合は一方的な展開で7-0で大勝しました。
見ていた場所とは反対のサイドでのことでしたので、あんなに足首が曲がってはいけない方向に曲がっていたとはわからず7-0の大勝を祝うためにみんなでごきげんで乾杯していました。
しかしその日の夜の内に達也の怪我の状況としてオフィシャルに骨折と出ました。家に戻りスポーツニュースで達也の痛々しい足の映像をみました。後ろからスライディングタックルをして達也を退場させた時点でかなり相手の選手には怒りましたが、スポーツニュースでの映像でさらに怒りがましました。


私には相手選手のタックルが自分達のふがいない試合内容や不安定なジャッジをしていた審判への鬱憤を達也へ向けただけのタックルにしかどう考えても思えません。そんなタックルを受けて来年のドイツW杯出場への道がほぼ無くなった達也が可哀想で可哀想でたまりません。また達也へタックルした相手選手が憎くてたまりません。
そんな怒りの力がインターネット特有の悪い方向へ向かい、それを知った達也がオフィシャルでコメントを発表しました。


プロサッカー選手は常に全力でプレーしているのでアクシデントはつきもので、柏レイソルやスライディングをした選手への誹謗中傷はやめてください。スライディングをした選手へはその日に気にしないでくださいと伝えました。との内容でした。


何年か前にミスターレッズ、福田さんこと大将がゴールを決めた後にひどいタックルで足を大怪我しました。
あれはやっちゃいけない本当にひどいプレーだったのでサポーターが相手チームやJリーグに猛抗議しました。
しかし怪我を負わされた大将はこんなコメントをしました。


彼はいずれ日本を代表する選手になるだろう。若い才能ある選手の将来を潰さないでほしいとの内容でした。


その選手は後に日本代表として日韓W杯で大活躍しました。
達也のコメントを読んで大将のことをふと思い出しました。
プロ選手って本当にすごいと感じました。私は勝手なもので自分の応援している選手が怪我をさせられたら相手の選手を絶対ゆるさないなんてことを思い対戦のたびにブーイングを浴びせるのに、応援している選手が逆に怪我をさせてしまった場合はその時は悪いことしたと思うでしょうがすぐに忘れてしまいます。
でも実際プレーをしている選手たちは怪我をさせられても、怪我をさせても最悪の場合にはお互いの選手生命が短くなることを感じながらプレーしているのでしょう。


がんばれ達也!来年のW杯がだめなら2010年がある!
達也の怪我が完治してピッチに戻ってきたら私は絶対号泣です。


NO.21 05/7/26号
◆アルパイ・オザラン◆
アルパイ契約解除のことを考えると夜も眠れません。
みなさんお久しぶりです。前回のコラムから4ヶ月もたちましたね。
その間にいろいろなことがありました。あんなこと、こんなことあったでしょう。


寂しかったな〜。アルパイの契約解除。


アルパイ選手は闘志むき出しのプレイスタイルやまっ先に練習にきて最後まで残り真面目に練習している姿からサポーターに「漢」と呼ばれていました。
試合中はおっかない顔でプレーをしていますが、試合が終わると本当に紳士でいい奴でチームメイトからプロとしての姿勢や練習の取り組み方など学ぶことが沢山あると言われていました。


酔っぱらってたまたま入ったトルコ料理屋でトルコ人店員の方に浦和レッズが大好きでアルパイは本当に最高のプレーヤーだと話したら、嬉しそうにアルパイのトルコリーグ時代の話や、トルコでもアルパイは大人気の話などしてくれました。
イルハンはダメだけど、アルパイを獲得した浦和は本当に良い選手を取ったよ最高の選手だよと言われて私もメチャメチャご機嫌でおいしいトルコ料理を食べました。 あとトルコのお酒ラキがとても気に入りました。


そんなアルパイのタックルやスライディングに日本の審判は沢山のカードを出しました。
中にはアルパイ自身が理性を失ってもらったしょーもないカードがあったものたしかです。
でも明らかにアルパイだからカードを出した審判もいたように思います。
(あくまでも浦和レッズが大好きな私の片寄った見方ですが・・・。)


Jリーグの審判協会には要注意人物みたいな基準があってアルパイはその要注意人物になってしまったのでしょうか?


あるスペシャルな審判の先生は試合にはある程度の先入観をもってお笛を吹くみたいなことをおっしゃっておりました。
そのスペシャルな審判の先生はプレシーズンマッチといえども世界のロベルト・カルロスに毅然とした態度で素晴らしい判断で審判を欺いたとされるプレーにおイエローカードをお出しになられておりました。
ブラジル人イコール審判を欺くという先入観があったのでしょう。
ところでそのスペシャルな審判の先生がお嫌いなブラジル人フォワードは中東のチームに移籍しましたが、次は誰があなた様の先入観おイエローカード候補でしょうか?


なんて冗談みたいに書いてますが実は本当なんです。
アルパイ選手は試合の前に両チームの選手が並んで入場を待っている時ある主審に英語で「今日は気をつけなさい!」と言われたことが何回かあるそうです。
これから試合に挑むもっとも集中している時にまだ試合もやってないのにそんなこと言われたらどうですか?
これから勉強しようと思った時に親に勉強しなさいと言われたときのむかつきなんてもんじゃないでしょう!
そんな主審が試合が始まって10分もしないでアルパイのタックルやスライディングにしたり顔でイエローカードを出すわけですよ。本当にしたり顔で・・・。


アルパイ選手のタックルはヨーロッパでバリバリやってきたやり方で、トルコ代表で80試合以上も出場しているプレーなんですよ。久々にJリーグにきた本物の大物ディフェンダーなんですよ。
そんなヨーロッパでは普通のプレーも日本では反則にされてしますのです。


Jリーグと海外の基準が違うのって日本代表にとって良くないと思うんですよ。Jリーグで染み付いたちょっとしたタックルで倒れれば反則をとってもらえるだろうプレーは国際試合では普通のプレーとして反則になりません。
日本代表が世界で踏ん張れるチームになる為にはやっぱりある程度基準はヨーロッパのプレーに合わせるべきなのではないでしょうか。


でも、あるスペシャルな審判の先生は海外の基準が反則を取らなさすぎる、日本の基準が正しい。みたいなこともおしゃってました。


ちょっとまて〜!本当にそうでしょうか?
アルパイがヨーロッパで磨いた最高のディフェンス技術を日本の審判が反則にしてしまうってのは、日本人が最高の技術で作った日本酒に対していままで日本酒を飲んだことのない外国の人にまずいっていわれるくらい本人にしてみれば切なく、悲しいことなんじゃないですかね。


アルパイの最後の試合はイエローカード2枚で退場でした。
テレビで見ていたのですが、アルパイの切なく、悲しい表情が今でも忘れられません。


私の心を鷲掴みにしたアルパイ選手。大好きです。!


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