NO.26 06/8/7号
◆オシム監督大好きです!◆
レッズの選手が沢山選ばれた日本代表を考えると夜も眠れません。
8/4にオシム日本代表新監督が最初の代表メンバーを発表しました。
メンバーは13人!びっくりしました。
記者からの質問に「サッカーは11人いればできます。」「選考基準は日本人です。」と答えていたオシム監督には本当にシビレました。大好きです!
その後5人の追加メンバーが発表されて合計18人です。
選ばれたメンバーについてですが、なんと浦和から7人選ばれました。
このコラムでも代表にあまり興味がないみたいなことを生意気にも書いていた私ですが、このメンバーで興味がないわけないじゃないですか。
日本代表大好きです。興味ありまくり宣言です。
それでは代表選手について皆さんが知らないのではないかと思う私の好きな選手を中心に一言!
浦和の選手ばかりになったらごめんなさい。


ゴールキーパー山岸範宏選手(浦和)
皆さんまったく知らないと思います。浦和が好きな私はデビューの時から知ってます。まさか選ばれるとは!
私の好みとしては浦和のもう一人のキーパー都築選手(トルシエ監督時代に代表に呼ばれています。)が好きなのですが、山岸選手も大変良いキーパーです。
オシム監督が浦和の試合を観に来た時にスーパーセーブを連発していました。
また選出されたディフェンダーを浦和の選手で固めているので、練習時間の少ない代表の試合に向けて連係を取りやすくするのもあり選ばれたのではないでしょうか。
特徴はバカでかい声です。
これで浦和のキーパー2人が代表経験者になるので、キーパーフェチの私はたまりません。


ディフェンダー田中マルクス闘莉王選手(浦和)
アテネオリンピックの代表のセンターバックで日本人離れした身体でゴールを守ります。
日本人離れと書きましたが実はブラジルからの帰化選手です。
でも父方の祖父母が日本からの移民で闘莉王選手のお父さんがブラジルの女性と結婚して生まれたのでハーフです。
なんで前の監督が一度も呼ばなかったのか不思議です。
特徴は気合いです。
帰化した選手は相当な思いで帰化するのでしょう。ラモスを始めみんな気合いが入っているように思います。
今回の会見でも「国を代表して戦う。」「選んでくれた監督に感謝します。」と言ってました。
ドイツW杯の時の選手に一番足りなかった部分のように私は感じます。
オシム監督の指導でどのように成長するのか非常に楽しみな選手です。


ミッドフィルダー長谷部誠選手(浦和)
アテネオリンピックでは代表に呼ばれず、ドイツW杯では海外組を呼べない時だけ呼ばれ、結局選ばれませんでした。
2010年の南アフリカ大会は長谷部選手が中心の日本代表になるといっているサッカー解説者がいました。まさにその通りになるでしょう。
藤枝東高校出身でレッズのスカウトが学校に来た時、自分をスカウトしにきてるなんてまったく思っていなかったそうです。
入団後オフト監督が才能を見抜いてプロ2年目位から試合に絡んできました。
いまでは浦和になくてはならない選手です。
特徴はパス良し!ドリブル良し!思いっきりの良いシュート良し!試合終了直前にみせる長い距離のドリブルをするスタミナ良し!となんでもできるのです。
その上、気が強く相手選手には自分から身体をぶつけにいきパスやドルブルのコースを作ります。
長谷部選手のような特徴を持つ選手は割とボディコンタクトを嫌がるようなイメージですが、彼は違います。
歳は今回の代表メンバー中最年少の22歳です。
オシム監督の元、浦和の枠を越えて日本の長谷部になるのかと思うとドキドキします。


フォワード田中達也選手(浦和)
ドイツW杯で一番観たかった選手です。
昨年の10月に右足首を脱臼骨折して、足が変な方向に曲っていた映像はとてもショックでした。
この怪我をした試合はスタジアムで観戦していました。
そんな大怪我を克服して7月から実戦復帰し、オシム監督の前で2ゴールを決めました。
特徴はとにかく前へ仕掛けるプレーです。
ボールを受けたらかならず相手ディフェンダーを1人、2人は必ず抜いてやると勝負を仕掛けます。
勝負する姿勢がスタジアムで観ている私達にもビンビンに伝わります。
そしてシュートコースが見えたらとにかくシュートします。
ボールを受けたらゴールまでの最短距離を高速でドリブルし絶対にシュートを打ちます。
応援していて非常に気持ちの良い選手です。
浦和でのリハビリは非常に過酷だったとトレーナーが語っています。
復帰後の4試合を観ている感じでは後遺症はまったくないでしょう。
もう怪我をする前以上の状態になっていると感じます。まだ足に痛みは残っているそうですが、無理をせずがんばって欲しいです。
日本代表として絶対に日本中を熱くさせることができる選手です。


とりあえず各ポジションから1名づつコメントしてみましたが、やっぱり浦和の選手ばかりになってしまいました。
ごめんなさい。
その他にも今野選手(FC東京)、小林大悟選手(大宮)、我那覇和樹選手(川崎)、佐藤寿人(広島)など浦和との試合相手として非常に嫌な、そして非常に旬な、Jリーグでがんばっている選手が報われる形で選ばれていると思います。
この後にチームの事情で選べなかった千葉やG大阪の選手が入ってくるでしょう。

オシム監督はJリーグを細かく、良くみているなと思う人選なので、皆さんもJリーグのニュースや順位をちょっと気にするだけで、もっともっと代表が楽しめると思います。 どんな形でも良いのでJリーグを気にして下さい。
よろしくお願いします。


NO.25 06/6/7号
◆カップです。◆
この後のナビスコカップを考えると夜も眠れません。
ついに始まりますよ、あのカップが、
ナビスコカップ準々決勝第2戦!浦和VS川崎の試合!(そっちのカップかい!)
もうこのあとすぐ試合に行ってきます。

どうなるのかな試合、第1戦がえらい打ち合いの試合でワシントンが4点取って4-3でなんとか勝ちました。
今日の試合は浦和が勝ちか引き分けで浦和の勝ちなのですが、川崎って強いよな〜。
浦和は日本代表に小野、サントス、坪井の3人が呼ばれていますが、相手の川崎は代表に呼ばれていないのでバリバリのベストメンバーです。
しかも現在中断中のJリーグ首位のチーム。
厳しい試合になるのかな〜、なんてことはこれっぽっちも思ってません、全然です!
大丈夫です。大丈夫、大丈夫。

去年、川崎フロンターレとの試合を見に等々力にいったのですが、家族連れが沢山いたり、駅に川崎フロンターレの試合案内が大きくあったり、市が一生懸命アピールしたり、タクシーの運転手がフロンターレの話をしたり、とJリーグが広まっている感じがしました。
このままいけば日本有数のJリーグ大好きタウンになるのではないでしょうか。


私は今、東京Vがホームタウンの一部としている立川に住んでいます。
昔はJリーグで天下を取り敵無しで、チケットがまったく取れなかったチームですが、今はホームタウン移転やJ2落ちなどもあり、集客も成績も苦労しているようです。
そんな中サポーターが駅で試合案内のビラをまいたりして懸命に東京Vをアピールしています。
もしあなたが立川に住んでいて、ちょっとサッカーに興味があれば東京Vを応援してみたらどうですか。
今チームとしてはどん底ですが、そんなどん底の思いでとともに東京Vの復活を体験したら流す涙は100倍です。
これはどん底の時から10年以上浦和を応援していた私が感じたことです。
本当に泣けるんですよ。ビャービャー泣けますよ。いい大人が…。
このような活動で立川も日本有数のJリーグ大好きタウンになればJリーグ全体が活気づいて、将来的に日本代表の強化にもつながると私は思います。

あっ!でも私の立川に住む知り合いは浦和の試合に連れていくので東京Vサポーターの皆様ごめんなさい。

がんばれJリーグ!
いっぱい増えろ、Jリーグ大好きタウン!


NO.24 06/3/27号
◆Jリーグ第5節の順位です。◆
長谷部のゴールを思い出すと夜も眠れません。
2006年Jリーグが開幕して1ケ月たち5節が経過しました。

首位はどこかと言えば、浦和レッズです。

もう1回言わせてください。浦和レッズです。

強い、強すぎる!


土曜の試合を見てきました。相手は開幕4連勝中の横浜。
横浜との試合は0-0とか1-0とか1-1のロースコアな試合が最近は続いていたので、今回も厳しい試合になるだろうなと思ってましたが、3-1の完勝ですよ。
横浜相手に3点も取れるなんて!
長谷部の3点目なんてシビレました。
ロスタイムに1点返され2-1と嫌な感じになったすぐ後にものすごい長い距離のドリブルからズドンと音のしそうなシュートで横浜にとどめを刺しました。
ロスタイムに取られた点のことなんて吹っ飛びました!
この長谷部のシュートのなにがすごいかって、ロスタイムでみんながバテバテの時に自陣ゴール前からドリブルで相手ゴール前まで一人でボールを運び、素晴らしいスルーパスを出し、戻ったボールを自分で決めるんですよ。
なかなか出来ないでしょ。やろうと思っても!
でも長谷部はロスタイムにこの形で点を取るパターンをよくやるんです。
何年か前の磐田戦でのロスタイムや去年の天皇杯、大宮との延長戦など、思い出して書いてるだけでも興奮して気絶しそうです。


最近では日本代表にも選ばれてドイツに行けるか、行けないか微妙ですが、2010年のW杯は長谷部中心のチームに絶対なります。
正直あまりジーコが好きではないのですが、ドイツW杯に使わなかったとしても長谷部を選んだら、手の平返してジーコ万歳です。ジーコ最高です。となります。それは今から言っておきます!


毎年スタートダッシュとは無縁のチームで、去年は開幕からまったく勝てず、下位をうろうろしてました。
そのもたもたが最後まで響き、一度も首位に立つことなく、勝ち点1の差で2位でした。
序盤のまったく勝てない時期に一つでも引き分けがあればなんて思いました。
それが今年はどうですか!
5試合終わって4勝1分勝点13の首位です。
しかも相手はガンバ大阪、磐田、広島、セレッソ大阪、横浜と結構弱いとは思えないチーム相手にです。
Jリーグの日程が発表された時、最初にあたる5チームは去年の成績から結構きびしいと感じましたが結果は満点です。


浦和は毎年の流れでいくと夏頃からチームの調子が上がります。
今からこの強さなら夏にはとんでもないチームになってるでしょう。
しかも今年はW杯中にドイツで合宿をするそうです。
この海外合宿の効果がすごいんですよ。
2004年のリーグ中断期間に海外合宿ではないですが浦和はボーダフォンカップに招待されて、アルゼンチンのボカジュニオール(高原が所属していたチームです。)と試合をしました。
(マンチェスターUとの試合は残念ながら雷雨で中止になりました。残念!)
先制点を取ったものの物凄いプレス(簡単に言うとボールをもっている敵の選手につねに体を寄せてきて、プレッシャーをかけ続けボールを奪っていく感じ。)を受けてこてんぱんにやられました。
そんなものすごいプレスを受けた選手達がJリーグ再開後明らかに変わったんですよ。
相手チームに物凄いプレスをかけてボールを奪い圧倒的な試合で勝ち進み、念願のセカンドステージ優勝を飾りました。
それから浦和は物凄いプレスをかけてボールを奪う前線からの守備がチームの基本になっています。
そんな感じで明らかにレベルアップした2004年の再来を夏のドイツ合宿に期待してしまいます。


海外合宿について浦和の犬飼社長がこんな感じのことを言ってました。
「夏に有名チームを呼んで入場収入を得なくても今年はリーグ戦の収入で十分やれるので海外に行ってアウェーの試合を沢山組みたい。来年のアジアチャンピオンズリーグに向けてアウェーの雰囲気をすこしでも選手に感じてもらいたい。」
本当にいいこといってます。
リーグ中断期間は海外の有名チームとの試合を組んで収入を得たいはずなのに、収入よりもチーム強化を選ぶ社長は凄いと思います。
この先も他のチームがびっくりするようなアイデアをどんどん実現させてチームの強化をお願いします。


NO.23 06/1/12号
◆明けまして浦和レッズ!◆
浦和天皇杯優勝のことを考えると夜も眠れません。
明けまして浦和レッズ!
本年も浦和レッズ!
天皇杯は浦和レッズ!
アジアチャンピオンズリーグは浦和レッズ!


ついにやりました、昨年度最後のタイトル天皇杯を浦和レッズが…。(泣)
結婚して5年たちますが、毎年元日はサッカーを朝から見に行くと宣言していてやっと行けました。
前回大会は準々決勝後すぐに決勝のチケットを買いに行き、準決勝で敗れたので行けませんでした。
今回は準々決勝に向かう朝に準々決勝に勝ったら決勝のチケットを買おうかななんて思っていた自分に対して、「そんな気持ちでどうする!負けるかもしれない気持ちが負けを呼ぶんだ!買え!今すぐ決勝のチケットを買え!」なんてことを思い決勝のチケットを買って準々決勝に向かいました。
その気持ちのおかげかわかりませんが、夢の元日サッカー応援が実現しました。
結果はもうみなさん御存知の通りですよ。


それでですね、天皇杯に優勝すると来年のアジアチャンピオンズリーグに参加できるのです。
そのアジアチャンピオンズリーグを優勝すると年末にやっていた、トヨタカップと呼ばれる、キング・カズがオーストラリアのシドニーFCとして参加していた世界クラブ選手権にアジア代表として出場でき、ヨーロッパや南米の強豪チームと試合ができるのです。
すごいと思いませんか?
このすごいことが待っているアジアチャンピオンズリーグですが、最近はJリーグとの開催日で調整できず強行日程になってしまい、去年参加した横浜Fマリノスやジュビロ磐田が連戦の疲労でリーグの成績がイマイチでした。


ヨーロッパの強豪チームも強くなればどんどん試合が増えて選手のやりくりに苦労するようですが、あっちの強豪チームはお金が沢山あるのでもう1チームベストな布陣が組めるくらいの選手をかかえて連戦を勝ち抜いているようです。
日本ではもう1チーム組めるくらいの選手をかかえられるお金のあるチームはありません。


いやありました!浦和です。
今年の浦和の補強は本気で今年のリーグ優勝、ナビスコカップ優勝、天皇杯優勝、そして来年のアジアチャンピオンズリーグ優勝を目指してます。
本当に凄い補強です。昔じゃ考えられません。


昔の浦和といえばなんとなく補強や移籍に関して積極的ではなく、バリバリの日本代表選手が浦和に行きたいなんてラブコールを送っても取らなかったりしたちょっとがっかりな感じでした。
その上成績もぜんぜんダメ。ずーっとダメで、Jリーグのお荷物なんて呼ばれ(泣)、ラモスには「こんなチームに勝っても嬉しくない」なんて言われ(泣)、ラモスに試合中にリフティングでおちょくられ(泣)、先制点を取って大喜びしている間に同点にされ…(泣)。
なんてことばかりのチームで、Jリーグのワースト記録はいまだにほとんどが浦和が作ったもので…(泣)。


なんて笑うしかない程弱かったチームがいまじゃ他のチームのサポーターに羨ましがられるビッグチームに変わりました。
サポーターが試合に足を運び、グッズを買って、スタジアムで飲み食いした結果です。
残りは成績を残すこと、リーグ優勝です。アジアチャンピオンズリーグ優勝です。


日本中どこにでも応援に行くサポーター仲間に、アジアチャンピオンズリーグのアウェーはどの国に行きたいと聞いたら、イランに行きたいと言ってました。


イランで試合する浦和レッズが見て〜!


NO.22 05/10/20号
◆田中達也に鶴!◆
達也の怪我のことを考えると夜も眠れません。
達也が11/15の柏レイソル戦で大怪我をしました。
私はその試合をスタジアムで見ていました。

その日の試合展開はあくまでも浦和レッズが好きな私の片寄った見方ですが、柏の選手は気合いが空回りというか、危険なプレーが多いなと感じてました。
そんな中、柏の選手が前半の13分に1人退場しました。前半終了でスコアは1-0です。
この時点では後半のあの状況は想像できず10人のチームに守りきられてカウンターで同点、逆転なんていやな展開もあるかなと思っていました。 後半開始早々に達也の点が決まって2-0、その後マリッチが決めて3-0、ただでさえ一方的な展開になってきたのにさらに柏の選手が退場してしまいその直後マリッチが決めて4-0になりました。そのすぐあとにあの場面がやってきたのです。


2人少ない相手と4-0の展開になったとき私がまず思ったのが、半ば相手がやけくそになって醜いプレーで浦和の選手が怪我をしたら嫌だなとか、浦和の選手の気の抜けた必要のないファールでカードをもらうのは嫌だななんて思っていました。
本当に思っていた時にスルーパスをうけてサイドを突破しそうな場面で後ろからスライディングタックルを受けたのです。
まさにグチャッって音が聞こえてきそうな倒れ方でした。そのまま担架で退場していき、エスクデロと交替になりました。


その後試合は一方的な展開で7-0で大勝しました。
見ていた場所とは反対のサイドでのことでしたので、あんなに足首が曲がってはいけない方向に曲がっていたとはわからず7-0の大勝を祝うためにみんなでごきげんで乾杯していました。
しかしその日の夜の内に達也の怪我の状況としてオフィシャルに骨折と出ました。家に戻りスポーツニュースで達也の痛々しい足の映像をみました。後ろからスライディングタックルをして達也を退場させた時点でかなり相手の選手には怒りましたが、スポーツニュースでの映像でさらに怒りがましました。


私には相手選手のタックルが自分達のふがいない試合内容や不安定なジャッジをしていた審判への鬱憤を達也へ向けただけのタックルにしかどう考えても思えません。そんなタックルを受けて来年のドイツW杯出場への道がほぼ無くなった達也が可哀想で可哀想でたまりません。また達也へタックルした相手選手が憎くてたまりません。
そんな怒りの力がインターネット特有の悪い方向へ向かい、それを知った達也がオフィシャルでコメントを発表しました。


プロサッカー選手は常に全力でプレーしているのでアクシデントはつきもので、柏レイソルやスライディングをした選手への誹謗中傷はやめてください。スライディングをした選手へはその日に気にしないでくださいと伝えました。との内容でした。


何年か前にミスターレッズ、福田さんこと大将がゴールを決めた後にひどいタックルで足を大怪我しました。
あれはやっちゃいけない本当にひどいプレーだったのでサポーターが相手チームやJリーグに猛抗議しました。
しかし怪我を負わされた大将はこんなコメントをしました。


彼はいずれ日本を代表する選手になるだろう。若い才能ある選手の将来を潰さないでほしいとの内容でした。


その選手は後に日本代表として日韓W杯で大活躍しました。
達也のコメントを読んで大将のことをふと思い出しました。
プロ選手って本当にすごいと感じました。私は勝手なもので自分の応援している選手が怪我をさせられたら相手の選手を絶対ゆるさないなんてことを思い対戦のたびにブーイングを浴びせるのに、応援している選手が逆に怪我をさせてしまった場合はその時は悪いことしたと思うでしょうがすぐに忘れてしまいます。
でも実際プレーをしている選手たちは怪我をさせられても、怪我をさせても最悪の場合にはお互いの選手生命が短くなることを感じながらプレーしているのでしょう。


がんばれ達也!来年のW杯がだめなら2010年がある!
達也の怪我が完治してピッチに戻ってきたら私は絶対号泣です。


NO.21 05/7/26号
◆アルパイ・オザラン◆
アルパイ契約解除のことを考えると夜も眠れません。
みなさんお久しぶりです。前回のコラムから4ヶ月もたちましたね。
その間にいろいろなことがありました。あんなこと、こんなことあったでしょう。


寂しかったな〜。アルパイの契約解除。


アルパイ選手は闘志むき出しのプレイスタイルやまっ先に練習にきて最後まで残り真面目に練習している姿からサポーターに「漢」と呼ばれていました。
試合中はおっかない顔でプレーをしていますが、試合が終わると本当に紳士でいい奴でチームメイトからプロとしての姿勢や練習の取り組み方など学ぶことが沢山あると言われていました。


酔っぱらってたまたま入ったトルコ料理屋でトルコ人店員の方に浦和レッズが大好きでアルパイは本当に最高のプレーヤーだと話したら、嬉しそうにアルパイのトルコリーグ時代の話や、トルコでもアルパイは大人気の話などしてくれました。
イルハンはダメだけど、アルパイを獲得した浦和は本当に良い選手を取ったよ最高の選手だよと言われて私もメチャメチャご機嫌でおいしいトルコ料理を食べました。 あとトルコのお酒ラキがとても気に入りました。


そんなアルパイのタックルやスライディングに日本の審判は沢山のカードを出しました。
中にはアルパイ自身が理性を失ってもらったしょーもないカードがあったものたしかです。
でも明らかにアルパイだからカードを出した審判もいたように思います。
(あくまでも浦和レッズが大好きな私の片寄った見方ですが・・・。)


Jリーグの審判協会には要注意人物みたいな基準があってアルパイはその要注意人物になってしまったのでしょうか?


あるスペシャルな審判の先生は試合にはある程度の先入観をもってお笛を吹くみたいなことをおっしゃっておりました。
そのスペシャルな審判の先生はプレシーズンマッチといえども世界のロベルト・カルロスに毅然とした態度で素晴らしい判断で審判を欺いたとされるプレーにおイエローカードをお出しになられておりました。
ブラジル人イコール審判を欺くという先入観があったのでしょう。
ところでそのスペシャルな審判の先生がお嫌いなブラジル人フォワードは中東のチームに移籍しましたが、次は誰があなた様の先入観おイエローカード候補でしょうか?


なんて冗談みたいに書いてますが実は本当なんです。
アルパイ選手は試合の前に両チームの選手が並んで入場を待っている時ある主審に英語で「今日は気をつけなさい!」と言われたことが何回かあるそうです。
これから試合に挑むもっとも集中している時にまだ試合もやってないのにそんなこと言われたらどうですか?
これから勉強しようと思った時に親に勉強しなさいと言われたときのむかつきなんてもんじゃないでしょう!
そんな主審が試合が始まって10分もしないでアルパイのタックルやスライディングにしたり顔でイエローカードを出すわけですよ。本当にしたり顔で・・・。


アルパイ選手のタックルはヨーロッパでバリバリやってきたやり方で、トルコ代表で80試合以上も出場しているプレーなんですよ。久々にJリーグにきた本物の大物ディフェンダーなんですよ。
そんなヨーロッパでは普通のプレーも日本では反則にされてしますのです。


Jリーグと海外の基準が違うのって日本代表にとって良くないと思うんですよ。Jリーグで染み付いたちょっとしたタックルで倒れれば反則をとってもらえるだろうプレーは国際試合では普通のプレーとして反則になりません。
日本代表が世界で踏ん張れるチームになる為にはやっぱりある程度基準はヨーロッパのプレーに合わせるべきなのではないでしょうか。


でも、あるスペシャルな審判の先生は海外の基準が反則を取らなさすぎる、日本の基準が正しい。みたいなこともおしゃってました。


ちょっとまて〜!本当にそうでしょうか?
アルパイがヨーロッパで磨いた最高のディフェンス技術を日本の審判が反則にしてしまうってのは、日本人が最高の技術で作った日本酒に対していままで日本酒を飲んだことのない外国の人にまずいっていわれるくらい本人にしてみれば切なく、悲しいことなんじゃないですかね。


アルパイの最後の試合はイエローカード2枚で退場でした。
テレビで見ていたのですが、アルパイの切なく、悲しい表情が今でも忘れられません。


私の心を鷲掴みにしたアルパイ選手。大好きです。!


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