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その46:ファーレ立川センタースクエア西側 |
ぼ く ら の 友 達 |
S.Anzai |
ファーレ立川センタースクエア西側の入口の前に、鉄でできた黒い羊がいます。これはブルガリアの彫刻家、ゲオルギー・チャプカノフさんの作品で、「立川の動物たち―羊」という題が付けられています。
作品の材料には、立川で使われていた農機具の残骸が使われています。特に、この作品では、羊の角が耕運機の歯であったことがかなりはっきりわかります。チャプカノフさんによると、これは昔武蔵野であった立川の記憶をよみがえらせる仕事だということです。
街に置かれた動物は、道祖神として街を守ると同時に、街の雰囲気を和らげてくれるような気がします。しかし、この羊は、図書館などが入っている建物の入口近くにあるために自転車が立て掛けられたりして、ちょっとかわいそうなところもありますが……。
なお、チャプカノフさんはここの他にももう2点動物の彫刻を提供しており、27には馬が、78には犬が置かれています。昔立川にいたであろう動物を作った、とチャプカノフさんは言っています。 |
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