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その1:パレスホテル立川横 |
天 国 へ の 階 段 |
S.Anzai |
パレスホテル立川と立川TMビルの間の歩道は、災害時には車道として使われることを想定していますので、道幅が広く、広場のようになっています。この道の西端にあるのが、イギリスのリチャード・ウィルソンさんによる階段です。
この作品は、地下共同溝への入口、排気口、メーターボックスを兼ねています。コメントを「天国への階段」としましたが、実はこれは天に登る階段ということではなく、地下に降りる階段を暗示しているものです。
どことなく、ベルギーの画家ルネ・マグリットの作品を立体化したようでもあり、赤瀬川源平さんらが収集していた「超芸術トマソン」のようでもありますね。 |
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