写真:ワイキキビーチからダイヤモンドヘッドを望む

2002年夏

家族でハワイ旅行

写真:アラモアナビーチで砂遊び

 

会社のリフレッシュ休暇を利用して、2002年の夏休みに家族でハワイへ行って来ました。最初は、沖縄旅行を考えていたのですが、夏は台風が多く天気の心配ばかりするのもいやなので、思い切ってハワイにしました。最終的には、会社の保険組合の契約保養所に3泊分空きがあったので、その予約を入れてからプランを考えました。8月2日出国、8月8日帰国の現地宿泊5泊の旅行です。

航空券
一番簡単で割安なのは、パッケージツアーを利用することだと思いますが、今回は初めての子連れでの海外旅行でいろいろと心配ごとも多いので、敢えてツアーを利用しませんでした。子供たち(7歳と5歳)は海外は初めて、もちろん6時間以上も飛行機に乗るのは初めてなので、今回はなるべく子供中心にプランすることにしました。自分で予約する利点は、航空会社、出発時間、座席を自分で決められること、現地でのお土産屋さんへの立ち寄りなど不要な時間をとられずにすむこと、などでしょうか。子供が退屈して騒ぎ出したときに日本人乗務員の方が融通が利くかなあと思い日本の航空会社を選ぶことにし、あとは出発日によって異なる料金を比較し、最終的に JAL のファミリー割引運賃のファミリー悟空を利用することにしました。行きは、子供が寝る前に出発できて、現地の朝あまり早い時間に到着しない便(成田20:30発、ホノルル8:40着)、帰りは現地の出発時間が遅い便(ホノルル13:40発、成田16:40着)を、JAL のホームページ(http://www.jal.co.jp/)から予約しました。座席も指定でき、4人横並びで座れる席で、気兼ねなく座席を倒せるブロックの中の最後部の席を指定しました。どの部分が空席かの座席表が表示されるので非常に便利です。子供たちにはチャイルド・ミールを予約しました。今回の旅行を機会に子供たちの分のマイレージ・カードも作りました。
宿泊
会社の保険組合の保養所は、イリカイホテルの中にあるコンドミニアムで、金、土、日の3泊が予約できました。1人1泊2,500円なので4人で1泊1万円という格安の料金です。場所はヒルトン・ハワイアン・ビレッジのすぐ横、アラモアナ・ショッピング・センターへも徒歩5分というところです。せっかくハワイまで行くのに3泊だけではもったいないということで、月、火のホテル2泊を追加することにしました。イリカイがアラモアナの方なので、ワイキキにあるホテルでどうせなら部屋から海が見える、ビーチに近いホテル。そうなると値段も高く、ビーチ沿いに立つホテルは高級ホテルばかりで、予約も取りにくくなっています。そんな中で、比較的割安の料金で泊まれるアウトリガー・ワイキキ・オン・ザ・ビーチ・ホテルを見つけました。日本にも窓口があり、オンライン予約もできます。(http://www.outrigger-japan.com/)部屋から海が見えるとなると、値段の高い順に、オーシャン・フロント、オーシャン・ビュー、パーシャル・オーシャン・ビューのどれかになりますが、たいていのホテルがホームページで建物のどのあたりの部屋になるかを図で説明してくれています。我が家は値段と相談の上、オーシャン・ビューの部屋をオンライン特別割引料金(1泊$245)で予約しました。
パスポート
海外に行くので子供たちもパスポートが必要です。パスポート用の写真は顔の位置などが決まっているので、特に子供の写真は写真屋さんで撮った方がよいようです。今回、ついでにフィルムの保護バックについて相談すると無料で貸してくれました。(羽村のカメラのキタムラにて)
パスポートの受け取りは、平日に本人が行かないといけないので、余裕をもって取得手続きをしておいた方がよいでしょう。パスポートの申請用紙は、羽村市役所で入手しました。手続きは、立川駅ビル内のパスポート・センターで行いました。
保険
病気やケガで現地の病院にかかると高額の医療費がかかるとのことなので、保険に入ることにしました。大人の分は、クレジットカードの海外旅行保険でカバーできたので、子供だけ保険をかけることにしました。インターネットでざっと探してみたのですが、病気、ケガだけの保険で入れること、手続きが簡単なことなどを考えて、今回は損保ジャパン(http://www.sompo-japan.co.jp)のオンライン契約で2人分の保険をかけました。(一人1,530円)
その他
成田空港までの交通機関も準備が必要です。車で行くというオプションもありますが、今回は電車にしました。1ヶ月前に新宿からの成田エクスプレスの予約をしました。
他には、(安心しておみやげが買えるように?)2つ目のスーツケースを福生のダスキンレントオール(http://www.kasite.net/)で1個借りました。(中サイズ8日間4,116円)

準備を整え、いよいよ出発。我が家の場合、成田空港に行くまでが遠いので大変です。出発が 20:30 と遅い時間だったので、早めに空港に行って軽く食事をしておきました。

行きの機内
行きの便は、JAL ウェイズが運行する便だったのですが、日本語を話す外国人の客室乗務員がほとんどで、日本人の乗務員の数はわずかでした。JAL に乗って日本語に不自由するとは意外でした。心配していた子供たちは、チャイルド・ミールがかわいいバックに入って出てきたり、おもちゃをもらったりしたので、機嫌よく過ごしていました。機内食をとると、日本では夜遅い時間なので、すやすやと寝てくれたので助かりました。現地の到着時間は朝の9時前。飛行時間は約6時間半です。
コンドミニアム(イリカイホテルの写真
空港からコンドミニアムまでは、タクシーで移動しました。管理事務所で説明を受けて鍵を受け取るとすぐに部屋に入ることができました。保険組合が契約している狭い方の1ベッドルームの部屋だったのですが、思っていたよりゆったりとしていて、広めのラナイ(ベランダのこと)もついていて、海も見えて、(写真)家族全員すぐに気にいりました。外から入ってくる海風と波の音が心地よく、昼近くだというのにエアコンもいりません。日本とは大違いです。
コンドミニアムにはキッチンに冷蔵庫、電子レンジ、食器類などが揃っているし、掃除の人も入ってこないので、自分たちのペースで過ごすことができます。TVで子供連れ海外旅行の必携品として紹介されていた洗面器は持っていって役に立ちました。お風呂が浴槽もないシャワーで、シャワーヘッドの角度を変えられるだけのものだったので、小さな子供には使いにくいものでした。そういうときに、洗面器があると便利です。
ラッキーだったのは、金曜日の夜に隣のヒルトン・ホテルが上げる花火の打ち上げ場所がちょうど部屋から見えるところで、地面から打ち上がって上空で開くまでの花火を(おそらくヒルトンに泊まっているほとんどのお客さんよりも多く)楽しむことができました。
海、プール
プールは2箇所。部屋からも下の方に見えています。子供たちは、朝から「プール、プール。」「うみ、うみ。」とプールか海に連れて行けと朝から蝉のように合唱しています。プールはエレベーターで降りていくだけ、海はそこに見えていて3分ほど歩いていくだけなので、いつでも出かけることができます。
食事
コンドミニアム用に日本からレンジ調理用のごはんやレトルト食品を持ってきたので、外に出るのが面倒なときにはホテルの前にあるABCストアで少し買い足して部屋で食事をとりました。おにぎり、サンドイッチ、カップ麺などなんでも売っています。本格的な料理は作りませんでしたが、サラダや卵料理などちょっとした調理ができるだけでも大きく違います。朝食はいつも部屋でとりました。コンドミニアムには大きな冷蔵庫があるので、牛乳、ジュース、ビール、食材などがたくさん入れておけるのもいい点です。外食では、せっかくアメリカに来たということで、近くにあったステーキ屋さん Outback でステーキを食べました。アメリカ東海岸への出張の時に2,3度行ったことのある店で、いつもお客が多いところです。チェーン店で、観光客向けの高級店ではなく、どちらかというと庶民的な店です。それでも、ちゃんと日本語のメニューがありました。
観光
写真:ポリネシア文化センターのナイトショー 写真:ドールプランテーション内のパイナップル畑


今回は子供中心でのんびり過ごすことを考えて、観光は控えめにして2つだけ。1つは、島の反対側にあるポリネシア文化センター。(http://www.polynesia.co.jp/)コンドミニアムの管理事務所でオプショナルツアーを申し込みました。ホテルの前までの送迎つきです。前にハワイに来たときにもポリネシア文化センターに行きましたが、一度は訪ねてみる価値のあるところです。特にサモア村の酋長シエルさんの軽妙なトークを交えた実演はすばらしく、さらに夜のショーでのみごな演技に2度びっくりといった感じです。
もう1つの観光は、ドール・プランテーション。(http://www.dole-plantation.com/)ノースショアへ行く途中、パイナップル畑が一面に広がる島の真中あたりにあります。アラモアナ・ショッピングセンターから出ている路線バスに乗って行ってきました。路線バスなので、たくさんの場所に停車して時間はかかりますが、ハワイに住んでいる人たちの生活を垣間見ることができます。ドール・プランテーションには、ギネス公認の巨大迷路があります。いくつかのチェックポイントが用意してあり、それを探し出す時間を計ってくれます。私たちは時間の関係で、半分しか回ることができませんでした。

ショッピング
自分たちのものは Crazy Shirts (http://www.crazyshirts.com/)のTシャツくらい、あとはおみやげ。ブランドものは興味がないので、アラモアナ・ショッピング・センターもぶらぶらと散歩して歩いたくらいで、何も買いませんでした。DFS ガレリア(http://www.dfsgalleria.com/hawaii/)は、水族館のような魚が泳いでいる水槽や、店内の内装が凝っているので買い物をしなくても訪ねてみると面白いです。入館時に航空券を見せてお買い物カードのようなものを作ってもらいます。
ホテル
写真:ホテルの部屋 写真:オーシャンビュー 写真:部屋から見える夜景


後半の2泊は、ワイキキ・ビーチの上にあるアウトリガー・ワイキキ・オン・ザ・ビーチ・ホテル(現地ではアウリガーと発音した方が通じるみたい)に宿泊しました。チェックインすると子供たちに文房具などが入ったバッグをくれました。予想外のプレゼントに子供たちは大喜び。エレベーターは、部屋のカードキーをスリットに通さないと客室の階のボタンが押せないようになっていました。うちのママさんは、他の人を降ろすのにいったん降りたのはいいものの、乗ろうとしたらドアが閉まってしまい大慌て。たまたま次に乗り込んだエレベーターで同じ階の人がいたらしく、降りた階に迎えに行った私と子供たちよりも先に到着していました。よかったよかった。
部屋は、ピンク色で有名なロイヤル・ハワイアン・ホテル側の最上階で、コンドミニアムから比べると狭いものの、ちゃんと海も見えて、夜は夜景がきれいに見えました。小さい冷蔵庫もついているし、まずまずといったところです。なんと言っても目の前がビーチというのが最高です。ショッピングや食事に出かけるにもワイキキの中心なのでとても便利です。

ワイキキ・ビーチ
ホテルに着いて荷物を整理したらさっそくビーチへ。(一番上の写真の左側)夕方だったので、1時間程度砂遊びをして退散。次の日は、朝9時すぎから出かけてビーチパラソルを借りて、午後2時くらいまで海で遊んでいました。ビーチは砂浜のところが非常に狭いので、荷物を置いてあるパラソルの場所から海で遊ぶ子供たちがよく見えます。海がすぐそこまで迫っているところがワイキキのよいところなのかもしれません。ちなみに、ワイキキ・ビーチはオーストラリアから砂を持ってきて作った人工の砂浜らしいです。(ポリネシア文化センターに行くツアー・バスのガイドさん談)
アラモアナ・ビーチ
イリカイに泊まっていたとき、アラモアナ・ビーチへ行ってみました。(一番上の写真の右側)アラモアナ・ショッピング・センターの前に広がっているアラモアナ・パークがあり、その海沿いがずっと砂浜になっています。砂浜の部分が広く大きなビーチです。ワイキキと違って、観光客より地元の人たちがたくさん来ています。
日本食
だいたい海外に行くと世界の日本食めぐりをしてしまうのですが、ニューヨークでも行ったことのあるめんちゃんこ亭と、どこかのビルの地下の居酒屋風のお店と2回は日本食が夕食となりました。どちらも値段は手頃で味もおいしかったです。ハワイは日本人も多いので、あまり変な日本食レストランはないのかもしれません。
快適な気候
滞在中の天気は晴れか曇りの日ばかりでした。雨は2、3日、午前中に1、2時間ほど弱い雨が降っていましたが誰も傘をさしていません。
しかし、ハワイの心地よい気候はたまりません。短パン、Tシャツにサンダルといった服装でいられるのもいいですが、同じ30度くらいの気温でも日本だとなんとなくじっとり汗が滲んで来そうですが、ハワイではさらさらといった感じです。紫外線の量は多いので、本当はビーチに出るのは午前か夕方の方がいいと聞きました。
帰りたくない
いよいよ帰る日がやってくると、子供たちが「帰りたくない」と言い出しました。よほど気にいったようです。10泊くらいしたかったとか。親たちももちろん、暑い日本には帰りたくないよーと思っておりました。
帰りの機内
帰りは JAL便で日本人客室乗務員ばかり。なんと、シートの後ろにプライベートTVが着いている新しい機体だったので、子供たちは大喜び。「アイス・エイジ」「バグズ・ライフ」の映画を見たり、トランプ・ゲームの「ソリティア」をやったり、行きよりも長いフライト時間だったにもかかわらず、一睡もしませんでした。体もハワイ時間になっていたようです。機内でビンゴ・ゲームがあって、私が商品(リゾッチャのレジャーシート)をもらいました。
家までの帰路
予定時間よりも少しだけ早く成田に到着。日本は暑い!帰りは、渋滞で時間はかかるけれど寝て行けるので、立川までバスにしました。立川から青梅線で羽村へ。そして自宅へ。こうして末廣ファミリーの初めてのハワイ家族旅行は終わったのでした。
(おまけというほど軽くはない)アクシデント
楽しい楽しいハワイ旅行ですが、人生最大(?)の危機もありました。ハワイ2日目に行ったポリネシア文化センターからの帰りのバスが出発して5分程度走ったところで、ガガガガガーと急ブレーキを踏みながらガードレールに車体をこすりつけながら急停止したのです。一般道でそれほどスピードは出ていなかったので、体が投げ出されるほどの衝撃ではなかったのですが、危機一髪でした。数メートル先が川になっていてあやうくバスごと転落するところでした。フリー・ウェイだったら命はなかったでしょう。運転手の居眠り運転ではないかと思いますが、すぐにバスを降りて離れたので詳細はわかりません。夜も9時すぎているので真っ暗です。パトカーや救急車がやってきて、映画やテレビで見る光景のようでした。お年寄りの方2名が少し頭をぶつけて座りこんでいましたが、他の方はなんともなかったようです。うちの幼稚園の息子はショックからずっと泣きじゃくっていました。
ラッキーだったのは、15分ほどたってから、通りかかった全く関係ない日本人ツアーのバスが止まってくれて、空いている席に乗せてワイキキまで連れて行ってくれたことです。全員分の席はなかったのですが、うちの家族は小さな子供がいるということで、先に乗せてもらいました。同じような観光バスが何台も通り過ぎていった中、なんと親切な運転手さんでしょう。ワイキキに着くと、もともとのお客さんを全部降ろしたあと、それぞれの宿泊するホテルまで送りとどけてくれました。この運転手さんに出会わなかったら、ホテルに何時に着けたかわからないし、旅行も暗い思い出となっていたかもしれません。運転手さん、本当にありがとう。

観光ハイシーズンの海外旅行で費用は高くつきましたが、やっぱり、ハワイ。十分に満足できる家族旅行となりました。また、いつか行けるといいなあ。

アロハ!