電子スコアカード改版中(2003/2/3)


ご存知のように、ラウンドの記録は「ゴルフ電子スコアカード」に入力していきます。

間違いがあるといけないので敢えて書きますが、このソフトは紙のスコアカードの代わりをしようというものではありません。いくらなんでも、ラウンドしながらパソコンを持ち出してストロークを入力していこうというのは無理です。当然、ラウンド終了後帰宅してこのソフトに入力していきます。
現在このソフトの改版を行っています。

プレイした事があるゴルフ場が50を越え、同伴競技者も150を越えて来ると少々使いづらい点が出てきました。データ入力画面でコンボボックスに表示される候補リストが長くなりすぎてその中から探し出すのが大変なのです。
もう一つ、かなり前からこのソフトにハンディ計算をできる機能を加えたいと考えていました。公開のホームページでもこのような機能を提供している所がありますが、1回のプレイに対する計算であったり、その都度入力が必要だったりして大変です。

コンボボックスの候補リストが長くなりすぎる問題に対しては、グループ化で対応する事にしました。候補リストに「あ」「か」「さ」..のような文字も入れておき「あ」を選ぶとあ行のゴルフ場名が出てくるようにする訳です。このようにするためにコースマスタに「読み」欄を追加しました。もちらん「あ」「か」「さ」ではなく県名にしても構いません。ただし、欄の幅は2文字程度分しかありませんが。
さて、この方法でもっとも困ったのはEXCELがコンボに対しグループ登録をサポートしていないことです。なろう事ならWindowsのスタートボタンのように、横▲マークがあるメニューでマウスを右にズラすと更に詳細なメニューが出るようにしたいのですが、そうはなりません。
そこで、一旦読みを選択しておいて再度候補リストを出すとその読みの候補が出るようにしました。もちろん候補リストを最初の状態に戻す操作もつけました。これにより操作性をあまり落とさずグループ化が出来たと思います。しかし、やはり2回のクリック操作をすることになるので、読みを入力しなかったゴルフ場名はそのまま最初の候補リストに出すようにしました。これにより良く行くゴルフ場は、読みを入力しないようにして、一発で選択できます。

ハンディ計算の方は検索の画面をベースに作りました。
これは、過去1年のラウンドでの計算とか特定のゴルフ場での計算とか特定のコンペについての計算など色々な前提でハンディを計算してみたいと思ったからです。
画面内のテーブルやロジックはJGAのホームページにあるハンディキャップ計算方法を参考にして作成し、データの抽出やコースレートの設定など極力規定どおり出来るようにしました。もちろん、大雑把にエイッ、ヤッと計算する事も可能にしました。
開発者自身も自分のハンディ計算を初めて見て「この位のグロスで廻る事を求められているのか」と認識を新たにしました。(いくつが表示されたかは秘密)

この他にも細かい所で何点か改善しています。請うご期待!