スコアカードの自動認識(2002/12/23)


コンペ幹事用組合せ/集計ツールでスコアカードの入力を画期的に早くする方法としてイメージスキャナを利用した自動認識を考えています。現在のキー入力方式では、ストロークとパットを読み上げていくため、どうしても一人あたり2分弱掛かってしまいます。キー入力方式としては既に無駄を省き切っているので、もう機械で読み取るしかありません。

操作イメージはもう固まっています。

1.専用の提出用スコアカードを用意します。(ここにストローク、パットと罰金も入れる)
2.アテストの上、ラウンド終了後これを提出してもらいます。
3.スコアカードをスキャナの上に置きます。
4.ストローク集計表を開き、該当する参加者の名前の上でダブルクリックします。
5.スキャナは読込みを始め、認識した数字をストローク集計表に表示します。
6.スコアカードを次の人のものに交換し、該当する参加者の名前の上でダブルクリックします。
7.以上の繰り返しで全員のスコアカードを読み込みます。

なお、提出用スコアカードは4人用と1人用が用意されます。

4人用はパーティに一枚用意され、誰か代表して書き込み、全員でアテストします。
この紙は、大会毎にCompeMobileから印刷されます。もちろん、4名の名前、コースのパーなど
判っている事は全て予め印刷されます。
この用紙を使うと、4人分が一度に読み込まれます。従って、非常に素早く集計が出来ます。

やはり、規定通り一人一枚のカードを出すのが良いという場合は1人用を使います。
この場合は、一人分づつ読込み操作をします。

読み取りミスにはどう対処するのか?

読み取りミスがあったかどうかは、ホール毎のストローク及びパットの計算した合計値とスコアカードの合計欄から読み取った合計値を比べて判断します。もし異なっていたら、合計値欄の傍にマークをつけるなどして知らせます。
随時、カードと画面を見比べてキー入力で修正していくことが出来ます。修正が行われればマークは消えます。なお合計欄は常に「計算した合計値」が表示されます。

問題は、機器と認識ソフトです。
スキャナは携帯用の富士通製RapidScan RS-C40UやキャノンのA4サイズUSB対応のものが1万円前後で販売されていてこれでいけると思います。
認識ソフトは、自由に読み取りレイアウトを設計できMS-ACCESSから呼び出せるAPIを装備している必要があります。これが中々ありません。あっても100万円もしたり手が出ません。多分、手書きの漢字まで認識できるようにしているため高いのだと思います。
現状では富士通製のDynaEyeが一番有力なのですが、これもランタイムで20万円払う必要があります。とてもシェアウェアの範囲ではありません。

数字が認識できるだけで良いのです。誰か良い認識ソフトをご紹介またはご提供いただけませんでしょうか?