御輿巡行について |
この振り付けは御輿巡行に一般的に付属する4点セット(太鼓、幟提灯、釈杖、万灯)の役割と対応しているように思えます。 |
太鼓は先触れとしての意味を持ちこれから巡行一行が通ることを知らせます。、 |
先頭の幟(のぼり)提灯は巡行を「天」に対して「よろしく御願いいたします」と知らせる。 |
釈杖は地面を叩いて「地」に対してこれから通りますのでよろしくお願いいたしますといった意味合い。 |
万灯はくるくる回すことによって場を清める。 |
御輿は御祓いをしていただいていますし、お札をおさめますので神社と密接な関係をもっていますが、 |
この一連の付属のアイテムをみると神道といっても祖霊信仰の要素は乏しく |
古代からのアミニズム(自然崇拝)が根源にあるようです。 |
また仏教における仏性の遍在という概念とも習合しているのではないでしょうか。 |
それでも宗教的で問題だといわれればそのとおりですが |
どこやらの宗教戦争とまでいわれている事態とは隔絶していてまことに平和なものですね。 |
踊りというのも元来は宗教的なものだったようです。 |
踊り続けているとトランス状態に入ることもあるようですから。 |
これがシャーマニズムの起源ということもできますね。 |
確かに、盆踊りに没頭していると気分が良くなってきませんか。 |