第59回定期総会にあたって
                平成21年4月19日
         拝島駅前自治会会長  加藤 久之

 昨今はアメリカ発金融不安にともない、貿易立国として日本経済を引っ張ってきた自動車産業、電機産業をとりまく環境が激変し、雇用問題が政治問題になるまで実体経済が悪化している話が連日報道されております。このような不況が続くと自治会連合会に加入している97自治会の会員にも少なからず影響を及ぼしたり、自治会活動にも悪影響を与えないか心配する声もあります。このような時こそ、自治会は地域のリーダーとして明るいムードを作ることが求められているのではないかと考えております。ある本の一節に「組織はリーダーの力量以上には伸びない。変化とムードが必要」と書かれており、まさに米オバマ大統領の実現は「変化を求めるのと期待するムードが一体となった象徴の出来事ではないでしょうか。

 さて、自治会活動を振り返ってみますと、今年度は私が第11ブロック長として活動範囲が広がったため、本部役員には一層のご負担を掛けたと思いますが、当番町会としてやるべき作業項目が例年以上にあったにもかかわらず、駅前自治会の独自行事を円滑に運営しながらも、他自治会の「うるさがた」を上手にリードし第11ブロック親睦大運動会を成功裏に終らせ、さすが駅前自治会との高い評価をいただいたことは会長冥利につきます。

来年度は60周年を迎えますので、武田信玄に二十四将ありと言われたように本部役員の力を結集し記念事業に向けて今年度から活動を進めてまいりたいと考えています。どうか、今年度も宜しくご支援いただきますようお願いいたします。