拝島駅前自治会なんでも掲示板2013
1, 第三回スクラップ展にあたって
2, ときわクラブ文芸欄
3, 防災について思うこと
4, 災害時、「近所」で「近助」?
6, 編集後記
第三回スクラップ展にあたって
ときわクラブ会長 松澤 五代子
全国老人クラブ連合会は、平成二十四年十月四日、天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、創立五十 周年記念大会を開催しました。私ども会員にとりましても誠に光栄の至りであります。
全国老人クラブ連合会は、「老後の幸せは高齢者が自らの手で福祉の向上をめざす」という機運が高まるなか、全国各地において十年余に及ぶ自発的な組織づくりの結果、昭和三十七年に全国組織として結成されました。以来半世紀にわたり、仲間づくりと老人福祉の増進を目標に活動の歴史を刻んでおります。
昭和四十七年に創立された私どものクラブですが、お蔭様で会員数の漸増を見ております。先人たちのクラブ隆盛へのご尽力に敬意と感謝の誠を捧げ、これからも活動を一層拡大し、活発なものとしていくことが、超高齢化社会が重苦しいものでなく、明るく豊かな地域社会を創り上げていくことであると信じます。 平成二十五年四月一日
(スクラップ展・四月一日〜四月三十日 拝島駅自由通路にて)
ときわクラブ文芸欄
安曇野 天 玄閑
常念花ニ覚ム千里ノ春 秋月亦掃ク万斛ノ塵
末ダ知ラズ風光之ヲ凌グ処 慈眼微笑ム道祖神
道端のたんぽぽまぶし道祖神
市老連西部地区バス旅行
伊豆の春陽光満ちてうらうらとみやげ売り場は声はなやぎて
一泊のバス旅なれど歓びは終着見えて頂点となり
村上 政美
チューリップ真珠のやうな乳歯かな
見習ひは二代目松の緑摘む
高橋ユリ
つつましく弥栄祈る春の宴
千年の藤千年の色とどめ
小林 孝子
防災について思うこと
7区 古谷 雅道
東日本大震災より早いもので2年が経過しましたが、復興にはまだまだ時間がかかる状況です。最近注目されている立川断層を震源とする地震などが発生することを想定すると速やかに災害対策を講じなければなりません。
平成24年度より東建ニューハイツ拝島管理組合では、防災組織を充実させる目的で防災担当理事1名を選出し防火管理者と共に新たな防災マニュアル作りに着手しています(現在未完成)。マニュアル作成の手順として管理組合が出来ること、各家庭(個人)が準備するもの・協力して頂くこと、に分けて進めることにしています。(自助活動の役割分担)
拝島駅前自治会が担う防災活動においても自助活動の役割分担が有るのではと思います。例えば「組」単位での自助活動は何が出来るか?「自治会」として何が出来るかです。公助にあたるのが、11ブロック・昭島市・等々の対応になります。
自治会の「組」単位の活動として、どの様な方がいらっしゃるのか?調査することは大変難しいことですが知っておくことが大切です。例えば車いす利用者の方が居られる・寝たきりの方が居られる・など事前に把握していれば救出活動に役に立ちます。また、そういった方の把握が難しい場合は、災害時に「避難完了」・「救助求む」などのシールを玄関に表示して頂くようにして、避難状況確認や救助活動に役立つのではと思います。
そのほかに、個人の方に準備して頂く備品及び備蓄品に付きましてもパンフレットを配布したり自治会が皆様より注文を受け付けて、一括購入するといった方法も考えられます。
これらはほんの一部です。皆様よりいろいろなご意見・ご協力をを頂き、万が一の災害に対応できる防災組織を作りましょう。
災害時、「近所」で「近助」?
7区 田野倉 孝
日頃自治会活動にご理解、ご支援いただきましてありがとうございます。
東日本大震災から早2年が経ちましたが、あの恐ろしい惨状は記憶に薄れることなく、皆さんの脳裏に焼き付いているのではないでしょうか。
被災された方々には謹んでお見舞い申し上げます。
いつ発生するかわからないこのような大規模な災害発生時に生き延びてゆくには、様々な助けが必要になってきます。
その助けのレベルとして次のような段階が有ると言われています。
先ずは、
自助:文字が意味するそのままで、自分の身は自分で助ける。
常日頃から自宅の耐震対策や、食糧、飲料水の備蓄など自分の身の周りの備えであり災害発生直後から短・中期的な生活に影響のある行動です。
共助:自宅周辺のつながり、自治会など近隣の助けであり災害発生から間もなく活動が開始され、救命や救助・消火活動も考えられ、避難場所の割り当て・管理、援助物資の管理・配給など中・長期的な身近な生活に影響のある活動です。
公助:市や都、国(消防・警察含む)の支援であり避難場所提供や援助物資支給、救命救助・消火活動、交通規制など大規模な活動です。
以上に加えて最近新たに『近助』という助けのレベルも提唱されだしています。
近助:まさに「隣り近所」であり居所のごく近い範囲の手助け・支援。
この「近助」が災害発生時、特に発生直後から最も有効な生命線になるのでないでしょうか。
共助、公助は関係・分担する範囲が広く、災害時にあちこちで発生した様々な問題に対応するには手が回らないことも十分に予想されます。
個人的な情報の保護とも言われていますが、「近助」を効率よく機能させ災害発生後の被害拡大を最小に抑えるためにも、日頃から隣近所にどのような方が住まわれているのか把握しつつ、お互いを守るためにも「ご近所」付き合いを大切にしてゆきませんか。
四国巡り一人旅(高知編V)連載第9回
3区 保科 紀一
第14日目 晴 今日もいい天気になりそうです。
6:50スタート、足もだいぶ楽になり体調もいい 元気に行きましょう。 と 宿をでたが何を勘違いしたのか、右折してしまったようで、気が付いたら「競馬場」の前に出た。遍路地図に競馬場なんて載っていなかったはずだが?道を間違えたらしい。マア道は全国につながっているはず、引き返すのもしゃくにさわるので、そのまま前進、なんだかえらく遠回りしたようで、30分くらい余計にかかったようです。(人間 素直が大切なようです。)でも無事に「種間寺」に着くことができました。サッソクお参りを済ませましょう。
次の目的地は「35番 清滝寺」ここから約10キロあり、最後は山登りになります。では出発します。門を出てすぐ左に曲がり、道なりに行くと突然舗装が途切れ、左に行く狭い旧道のような道があり、人家の間をウネウネと進みます。
すると目の前に高い堤防が現れました。上にも道があるらしいので登ってみると、大きな川でした「仁淀川」です。上流に大きな橋「仁淀川大橋」が見えます。あの橋を渡り対岸に行きます。しかし車の数が多いこと、横断するのに苦労します。橋を渡り終えたらすぐに右に折れ、堤防の道を川の流れを眺めながらしばらく歩くと、左に下り「高岡」の街並みに入ります。今日はここに宿を取ります。道沿いにある宿にお願いしたら、OKです。荷物を宿に預け、空身で寺に向かいます。高速道をくぐると いよいよ参道です。門柱を過ぎると、山登りになり、狭い坂道(車1台程度)を登っていきます。しばらく行きますと、左に遍路道があるのでこれを登ります。山門が現れました。この山門の天井には 一面に竜の絵が描かれています。ここからは石段になり、登り切ったところが境内になります。大きな薬師如来像が立っており、この像の下で体内めぐりができます。さてお参りしましょう。ここからは仁淀川が遥か向こうに眺めることができます。
今日はここまで、山を下って宿に向かいます。はやく下り、一汗流し、一杯やりたい心境ですね。でも山の下りは危険です。あわてず・ゆっくりと、足元に気を付けながら下りましょう。
今回はここまでとさせていただきます。では次回まで!
編集後記 4区 伊藤寛
今回、防災について防災担当のお二方が書いてくださいました。私も一つだけ。
非常持ち出しを準備されているご家庭がほとんどになって来ているようですが、ご家族一人一人が各自の分を用意されているでしょうか。常にいっしょに行動できるとは限りません。どうぞご確認ください。