ぶらぶら歩きがここちよいまち・拝島(まちづくり協議会について)
4区 岡部 恒男
(拝島駅南口駅前地区まちづくり協議会会長・拝島駅前商店会長)
現在、拝島駅前のこの地区には「拝島駅南口駅前地区まちづくり協議会」が組織され、南口駅前地区を「安全で安心して暮らせるまち」、「賑わいをもったまち」としていくため、市や関係機関等と相互に役割及び責務を担いながら協働してまちづくりを進めることを目的として活動しています。
協議会には拝島駅前自治会からの代表(加藤自治会長他)も加わっていただいております。今回この協議会を代表して自治会総会資料の「なんでも掲示板」へ寄稿をさせていただく事になりました。ここでは「まちづくり協議会」の立ち上がった今までの経緯を私なりにお話しをさせていただこうと思います。そうする事で今の「拝島駅前南口」が置かれている立場、状況がお分かりいただけるものと思っています。
[これまでの経緯]
1)「拝島駅前の街づくりを考える会」の発足について
拝島駅前南口の再開発(市街地再開発事業)について考えようと関連団体により昭和60年2月に「拝島駅前の街づくりを考える会」が発足しました。この会は、自治会、商店会等より分担金をいただき、また昭和61年より
2)「まちづくり連絡会議」の編成について
調査結果を出した後、活動が一時休眠中だった「街づくりを考える会」を再編成し、この会が中心となり連絡会議が自治会、商店会を交え開かれました。連絡会では将来、事業が進む「昭3・4・2号」と「拝島駅前南口駅前広場」との交差(係わり)をどのようにしたら良いか(平面交差か、掘割か)について検討をしました。
その結果、平面交差が提案され、市議会でも平面交差と決定されました。この時には拝島駅前南口の関連事業は下記の順序で進んで行くものとされていました。
@
昭3・4・2号の道路整備(16号との整合性のため拡幅工事が計画されている国道に合わせる必要)
A
道路とのつながりで南口駅前広場
B
拝島駅南北自由通路工事 (※)
(※)拝島駅前自由通路については平成3年に
しかし、拝島駅が高い交通結節点であるとして国からの補助金が当てられることになり(総額56億円の)橋上駅舎、南北自由通路の工事が他の事業(@、A)をおいて先に実施される事になりました(平成17年より工事が始まりました)。
3)「まちづくり検討会」の発足
拝島駅南北自由通路が出来る事で、乗降階段等の施設を作るための用地(すなわち南口駅前広場の用地)買収が必要となり、
あくまでも先行する買収目的は駅前広場の駅より地区でありましたが、その他の場所で自ら先行して立ち退きを希望される方も出られました。
そんな中で、全事業での立ち退き対象となる店舗も多く、残される地域をいかに利用して拝島駅南口を整備して行くかが問われるところとなり、「まちづくり検討会」が関係団体の代表により立ち上がり検討が始まりました。
4)「まちづくり協議会」の発足
「まちづくり検討会」での検討を続ける中、「いつまでも検討していては進まない」また拝島駅南口の開発が進んで行く中、「もっと積極的な活動をしなくては」として協議会が立ち上がりました。協議会では、「まちづくり協議会基本方針」となる4つの柱を掲げています。それに基づいて本年度は3つの部会を立ち上げ掘り下げた意見交換、また多くの関係者から意見をいただきました。
現在、「まちづくり協議会」では本年度の活動のまとめとして、
[拝島駅南口駅前地区まちづくり協議会のこれから]
これからのまちづくり協議会は「まちづくり協議会基本方針」となる4つの柱
○にぎわい・交流のうまれるまちづくり
○安心して暮らし、安全に歩けるまちづくり
○緑・眺望・美しいまちづくり
○歴史を育み親しみやすいまちづくり
から「まちづくりの理念」となる考えを 『ぶらぶら歩きがここちよいまち・拝島』 として具体的な検討、提案を行っていきます。