体にいい食べ合わせ
食材の組み合わせを少し工夫するだけで食べ物の栄養を無駄なくパワーアップさせる<食べ合わせ>ワザを紹介します。
☆疲労回復、元気になる☆
ビタミンB1×アリシン |
豚肉、うなぎ、大豆、きのこ、牛乳卵 玄米 | にんにく、玉葱、長葱、ニラ |
ビタミンB1は、御飯やパンなどの糖質がエネルギーになるときに不可欠な栄養素。量が不足すると疲れがったまったりだるくなったりしてしまいます。そのビタミンB1と合わせたいのがアリシンという成分。吸収率をアップさせ利用効率を上げてるため食べたものがスムーズにエネルギーになるため、疲れを取り除いてくれます |
<4人分>うなぎの蒲焼き100g、卵3コ、ニラ10g 1.長葱、ニラは細かく刻み、うなぎは小さめにきる。
長ねぎ5g、塩少々 2.卵を割りほぐした中に塩と1を入れよくまぜフライパンに油をひき焼く。
☆いらいら防止☆
DHA・EPA ×ビタミンA・C・E |
あじ、ぶり、さば、さんま、鮭、 まぐろ、鰆 | ブロッコリー、ピーマン、南瓜、 小松菜、ほうれん草、トマト |
脳の発育や機能の維持、ストレス対策や集中力、記憶力アップに効果的なDHAと血液サラサラ効果のEPA。心身の健康に役立つ重要な成分ですが、酸化しやすいので抗酸化作用を持つビタミンたっぷりの緑黄色野菜がベストコンビです。加熱で溶け出してしまうため、生か煮汁ごと食べられる煮物がお勧めです。 |
★あじのトマト煮★
<4人分>あじ4切れ、玉葱60g、にんにく1片 1.玉葱はスライス、にんにくはみじん切りにしておく。
ホールトマト100g、コンソメ0.5g 2.あじは塩をふり油をひいたフライパンで両面を軽く焼く。
ケチャップ30g、砂糖5g、パセリ5g 3.1を油で炒めホールトマト、コンソメ、ケチャップ、砂糖でスープを作る。
4.3にあじをいれよく煮込む。お皿に盛り刻んだパセリを上からちらす。
☆肌の張りをキープ、怪我の治りが速い☆
コラーゲン×ビタミンC |
手羽先、豚骨、ゼラチン、えび砂肝、貝類 | 苺、みかん、キウイ ピーマンジャガ芋 |
肌の老化防止や怪我の回復にはコラーゲンが重要な働きをしてくれます。食品でとるほか体内でも合成されますが、この時に必要となるのがビタミンCです。合わせてとる事で柔軟性のある若々しい肌をキープできます。 |
★みかんゼリー★
<4人分>オレンジ果汁120CC、ゼラチン10g 1.ゼラチンは30CCの水で15分位ふやかしておく
グラニュー糖10g、みかん4房 2.オレンジ果汁に水100CCを加え鍋で60度位まで温める。
3.2の中にふやかしたゼラチンを加え2〜3分程度煮溶かす。
4.ゼリーカップを水でぬらしておき、みかんの房を3のゼラチン液流し入れる
NGな食べ合わせ
栄養たっぷりの食材を食べても、合わせるものによっては逆にそのパワーが活用できない事があります。せっかくの栄養素を無駄にしないためにも、上手な食べ方のポイントを紹介します。
砂糖×油脂・・砂糖と油脂はいっしょにとることで互いの吸収率を上げ、脂肪として蓄積されやす くなります。できるだけ夜遅くの摂取を避け、吸収を穏やかにする酸っぱいものを 合わせたり、食物繊維豊富なものの後に食べたりしましょう。
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カルシウム×リン・・骨を強くするために必要なカルシウム。しかし、しっかりカルシウムをと っていてもスナック菓子を沢山食べていては意味がありません。スナック 菓子などには食品添加物の一つであるリンが含まれていて、沢山摂取する 事でリンが体内に過剰になりカルシウムの吸収をさまたげる原因になりま す。適量なら健康維持に役立つリンですが多量摂取には注意しましょう。 |
☆栄養をきちんとモノにするお約束☆
1.食事中、水を飲みすぎない。(胃液を薄めすぎないため)
2.消化酵素の分泌を促すために、よく噛んだり、うまみのあるものを最初に味わう
3.おいしい!楽しい!気分を大切にしましょう