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   『保育園っ子が20歳になるまで』
  ひとなる書房 近藤直子・郁夫・暁生著 
 定価1600円

 当然の事ながら、現在保育園にお子さんを預けていらっしゃる方の大半が、乳幼児を育てている最中で、兄弟がいても小学生という方が殆どだと思います。保育園で育った我が子が小学生になったら、中学生になったら、そして、二十歳になったら!!ちょっと想像するだけでもハラハラもし、また楽しみですよね。この本は、保育園に我が子を預けながら仕事に、父母回運動に、そして、小学生になってからは学童保育所設立運動に、、、と奮闘されたある親子の記録です。
「波瀾のゼロ歳時代」「綱渡りの保育園生活」「一息ついた学童生活」「主婦代わりの中高生生活」をそれぞれどう切りぬけ、また楽しんだか、を母の視点、父の視点、そして何より、息子の視点から書かれているのが、とても面白く、泣き笑いしながらあっという間に読めました。子育ての元気とバイタリティをもらえる一冊です。
是非1度読んでみてください。